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笑いの方法 あるいはニコライ・ゴーゴリ
- nmatsuzaki
- 2015年3月3日
- 読了時間: 1分

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なぜ悲劇は喜劇となるのか?
「われわれは皆ゴーゴリの『外套』から出て来た」とドストエフスキーは語った。そのゴーゴリの〈笑い〉を方法論的に解説し、現代文学の問題として捉え直す――。著者が19歳のときに出会い、20年以上も拘泥し、翻弄され、格闘しつづけてきた、帝政ロシア時代の小説家・劇作家の迷宮的作品世界を、新たな文脈で解き明かそうと試みたエッセイ風の作家論。1982年、中央公論社より刊行。同年、第1回・池田健太郎賞受賞。
◉目次
第一章:墓碑銘
第二章:笑いの方法
第三章:ペテルブルグの迷路
第四章:さまよえるロシア人
第五章:方法としての喜劇
ニコライ・ヴァシーリエヴィチ・ゴーゴリ年譜
後記